おらが故郷広川町探訪
17/12/15
修正
○ Sakai Familyのルーツ探し
誰でも自分のルーツについては知りたいという少なからずの願望があると思っています。「マイお寺願証時さん」(再開後のコンテンツ)に記載しているように、昨年の平成28年に当家四代目を相続し、曾祖父時代から檀家である当家へお寺さんから今年春のお彼岸法要のご案内を頂き、3/20春の法要に初めて自分からお寺にお参りしました。 お寺さんへのお参りやご先祖の法要等はすべて生前の父が行い、引き続き兄・姉達が執り行ってくれていたので 、当方は就職で家を離れていて、これらの祭司等についての経験は皆無に等しい状態でした。退職後暫くして、昨年、急に末子だった当方が当家の祭司も相続をすることになり、一年生からのスタートとなりました。そこで 高年になった当方のために、又、祭司を引き継ぐであろう子孫のためにも、備忘録的に学んだ主要なことを時系列的に記録することにしたものですが、
これに先立ち、相続の際、まずこのホームページのように主として写真構成による当家の歴史を約30ページにまとめ、これに、関係者個人毎の全員に関する自分の記憶にある幼少のころからのお世話になった記憶を呼び戻し、約15ページにまとめた感謝の文書を添えて送りました。この当家の歴史についてまとめるに当たり、もう既に両親も亡くなっており、子供の頃、生前の父から、新太郎祖父は村会議員していて人力車で移動していたことや、平家の落人の集落で、ある時大火があり、小高い山の斜面に祭られていた八幡様とただの1軒だけが大火を免れたとの微かな記憶が残っていたこと。又、当時、新太郎祖父は道路工事に大金を寄付していてその記念碑があることを聞かされていた兄弟達と当方も含め、車2台でその記念碑を探すのと、当時の祖父達が暮らしていた集落の天満宮やこの地域の巡礼の札所で、毎年8月の第四日曜日に行われる「薬師堂そうめん流し」の薬師堂や、平成7年にオープンした福岡県内最大の直径7mの「ゴットン水車」等巡りを行い当時を忍んだことがあったこと。・・・・・・・・ 等々。
思い切って、広川町役場に電話して、郷土の歴史に詳しい方の紹介をお願いしたところ、幸いにも、広川町教育委員会に詳しく親切な方がおられて、現地調査や文献の調査をしていただくことになりました。その後、調査結果を直ぐにご連絡頂き、写真や資料をご準備頂いておりましたが、当方の怠慢で、教育委員会に出かけて行ってのご挨拶とお礼が遅くなってしまいました。しかし、今回訪れたおり、郷土の史記(書名は不明)p434−435 民族編 道路開サク記念碑 大正13年3月建之 辺境の地からの上広川尋常小学校への通学用道路工事のために当時有志からの寄付も含め大金のため資金底を付き完成が危ぶまれたが、責任者の激励もあり、逆瀬谷区費殆ど三万金を投じて完成したとこの工事が如何に困難であったのか原文は詳しく記載されているコピーをいただきました。。 この時、祖父は5円10円の高額寄付の中、飛び切りの最高額29円を寄付していることが、台座部分に 「金29円 長延 酒井新太郎 」と刻銘されている写真も一緒にいただきました。 生前の母から、孫達(当方の兄姉)が学校から帰ってくると祖父新太郎さんは、病床の中から枕元に孫達を呼んで今日習ってきたことを良く聞いていたとの話をはっきりと記憶しています。
今回のルーツ探しで 祖父新太郎さんは教育のための通学道路の建設に部落の飛びっきりの最高額の29円の寄付を確認し、その上に、生前の母の話から、家では、病床の中にあっても、孫達への教育への関心は高かったことを加えあわせると、祖父の教育への熱い情熱がひしひしと当方の心に伝わって当方も熱くなるのを覚えました。 この祖父新太郎さんを当家の四代目相続者として本当に心から尊敬し誇りに思います。
四代目の当方はカメラ等の趣味に走りすぎたきらいがありますが、当方より先見性や慎重さや経済感覚等の優れた妻のおかげで、子供達の教育はどうにか終わり、長男は東京で夫婦共医師に、長女は福岡で夫婦共博士号を取得し大学院で助教に。ありがとう!
広川町教育委員会のご協力で発見出来た郷土資料と現地写真をいただきました。ありがとうございました。 H28.8


金 二十九円 長延 酒井新太郎 を確認。
祖父も協力して完成した通学道路を探訪 H29.4.29

記念碑の建つ通学道路入り口付近
「コットン水車」探訪 H29.4.29






「コットン水車」

薬師堂参道沿いのシャクナゲとツツジ
薬師堂 参拝 H29.4.29 地域の巡礼の札所で、毎年8月の第四日曜日に行われる「薬師堂そうめん流し」の薬師堂


水が枯れた事のない湧水は飲料水を汲みにくる人も多い。
○「広川町産業展示会館」探訪 H28.12 H29.4












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同施設内の広川町商工会事務局も訪問。小・中学同級生の若きリーダー高鍋商工会会長や職員の方々にも
お会いしました。久留米絣の生産の本場、そしてガーベラなどの花卉栽培、果樹栽培等も盛んな我が故郷広川町の益々の発展を願っております。











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工事中